2016年7月26日(火) | by sakai コメントする

去る7月23-24日(土、日)京都工芸繊維大学の留学生35名を綾部、京丹後に招いて留学生ツアーを開催しました。今回のツアーは京都工芸繊維大学が協定を結んでいる繊維を研究する大学からの短期留学生たちで、中国、香港、韓国、スペイン、トルコからの学生でした。京都府名誉友好大使はモンゴルからの京都大学大学院生が同行してくれました。大学からの引率、教授先生、京都府国際課、みらいからと総勢42名のツアーとなりました。 綾部のグンゼでは「郡是」の由来、創立者波多野鶴吉のお話、まゆから糸を紡ぐ当時の女工さんの仕事、従業者教育にも大きな力を入れたことなどをお話しいただき、最近の製品、プラスチック製品やIT機器なども見せていただきました。

グンゼ博物館

グンゼ博物館

京綾部ホテルでのバイキングの昼食後、京丹後、網野町の織物工場「たゆう」に向かいました。一時は町中がバッタンバッタンという機織りの音で満ちていたという網野の街、今では静かなたたずまいです。しかし、ここ「たゆう」では今も機織りの音が響いていました。1 mに4,000回もよりをかける撚糸、機織り、セリシンという糊のような成分を洗い流す精練、この作業で糸のよりが戻り、独特のちりめんの生地ができること、ジャガードという装置で紋様を織り込むことなどの行程を順を追って、丁寧に教えていただきました。最近では写真をそのまま織り込むこともできる最新技術についてもお話しいただきました。さすが、テキスタイルなどを学んでいる学生たち、時々質問もして熱心に聞いていました。明治のころから日本を国際舞台に押し上げた産業の歴史、技術から最新の技術も含めとても有意義な見学となりました。

今回のツアーは京都工芸繊維大学の京丹後キャンパスに宿泊します。自炊です。食材を買い出しし、北近畿みらいの女性スタッフが指導してみんなでカレーを作ります。しかし、初めての試み、数々のアクシデントに見舞われました。炊飯器が途中で止まった!冷蔵庫の電源が切れた! 大騒ぎでしたが、さすがにみらいのスタッフ、慌てず騒がず無事なんとかカレーと野菜サラダが出来上がり、おいしい!と食べてくれました。 翌朝もパン、サラダ、卵、コーヒーのコンチネンタルブレックファーストを作りいただきました。

次は、大宮ふれあい工房での染色体験です。友禅の型染の手法でたくさん用意され型を使って好きな図柄を思い思いの色で描きました。あっという間に出来上がる人、2時間じっくり仕上げる人様々ですが、出来栄えはすべてオリジナルの素晴らしいトートバッグです。

おおみやふれあい工房、染色体験

おおみやふれあい工房、染色体験

昼食は隣のセントラーレホテルに移り、バラずし体験です。京丹後の郷土食、長寿食ともいわれるバラずしの作り方や伝統をホテルの嶋田専務から講義していただき、みんなで作りました。大変おいしいバラ寿司ができました。季節の野菜のてんぷらや嶋田専務手作りのシホンケーキもいただきおいしいひと時を過ごしました。

天橋立で、まず、海辺体験(中国からの留学生は海を知らない学生も多いです)、松林のビーチに出て少しだけ海を体験した後、リフトで笠松公園に上りました。

日本三景の素晴らしい景色を見て「またのぞき」、お土産を買って2日間のツアーを終えました。やや蒸し暑い2日間でしたが、みんな元気で、無事京都に帰りつきました。

天橋立で記念写真

天橋立で記念写真

 

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