平成27年最後の北近畿みらい塾、第8回みらい塾が福知山市夜久野町で「丹波漆-今に伝わる漆かきの技術」をテーマに、道の駅「農匠の郷やくの」内にある、茶室の「一道庵」、「木と漆の館」、「花あずき館」を会場に開催されました。四方八洲男塾長、福知山市夜久野支所倉垣康子支所長の挨拶のあと、最終回のみらい塾恒例の「皆勤賞」の表彰が行われました。講演はNPO法人丹波漆岡本嘉明理事長のお話を伺いました。丹波漆の歴史や技術、その高い品質などについてDVDの映像を交えて説明して頂きました。日本有数の漆産地であった丹波漆の伝統がほとんど消えかけていた2009年、文化庁から「ふるさと文化財の森」に指定された事を契機に、当時丹波漆生産組合岡本嘉明組合長を中心に丹波の漆を守る活動が行われてきました。世界でも最も品質が高いと言われる丹波漆は主に京都を中心とした多くの寺社仏閣を護るために使われています。「japan」と呼ばれる世界に誇る伝統技術、それを守る努力や現状を熱く、楽しくお話しいただきました。
講演のあと、参加者は「漆の絵付け」体験、和菓子作り」体験の2グループに分かれ、体験を楽しみました。
皆さんそれぞれの作品を手にできばえを批評し合いながら楽しいひとときを過ごしました。
今年も一泊二日のバスツアーを含む全8回の北近畿みらい塾を終えることが出来、のべ462名の方に参加していただきました。これも一重に講演をお願いした方々、協力をお願いした北近畿各地の市町の皆様、、会場や体験をお願いした皆様の心のこもったおもてなしのお陰と深く感謝しております。京阪神の遠方から参加いただいた方々、お友達をお誘いいただき参加していただいた方々、多くの参加者の皆さんありがとうございました。数々の不手際で参加者の皆さんにもご大変迷惑をおかけしました,申し訳ありませんでした。
また、来年も楽しく、有意義なテーマを決めて「北近畿みらい塾」開催したいと思います。今年の経験を活かし何とかご迷惑をおかけしないよう心がけ運営していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。