今年最初の寒波が訪れた11月28日(金)-29日(土)、京都造形芸術大学から14名の留学生(フランス、スイス、メキシコ、中国、韓国、イタリア,フィンランド,台湾、トルコの9カ国)、2名の日本人学生、引率者3名、さらに京都府国際課の中国からの研修生を含めた20名が北近畿を訪れました。綾部市からの補助金を受け、主に綾部を中心にツアーを楽しみました。
まず、前日は少し雪も舞ったという南丹市美山のかやぶきの郷を訪れ、かやぶきの日本の古い農村風景を楽しみました。この地で藍染めの伝統を守って活動しておられる「ちいさな藍美術館」新道弘之氏から藍染めの伝統技術を説明していただきました。芸術やデザインを学ぶ留学生も熱心に質問をして伝統的で美しく、懐かしい藍染めの魅力を堪能しました。
美山を後にして綾部に、「ゆらり」で大変美しく、おいしいランチを頂きました。
黒谷工芸の郷で紙漉の伝統技術を学び、渡邊さん、堀江さんの手ほどきでオリジナルはがきを作りました。
さらに上林川の上流に行き、綾部山の家に宿泊しました。山の家ではお互いの親睦を深めるため、カンバッジをみんなで作り交換しました。北近畿みらいのロゴを書いたカンバッジも学生さん作ってもらいました。
バーベキューの夕食を堪能したあと、綾部温泉でゆっくり体をほぐしました。
翌日は与謝野町の染色センターで染め物の体験です。天の橋立の景色を描いた下書きに思い思いの色を塗ってすばらしいハンカチをデザインしました。
今日のランチは橋立ワイナリーレストランでバイキングスタイルの昼食でした。地元の食材を使った創作料理のおいしいお皿がたくさん並んでいます。たくさん食べておなかいっぱいとなりました、、ワインの試飲も楽しみ、お土産もたくさん買いました。
天の橋立ではリフトに大騒ぎで乗り、笠松公園へ、股のぞき、笠坊と遊んで、少し寒かっですが大いに楽しみました。
さすが、造形大学、芸術的センスのある留学生達ばかりで、紙漉や染色、カンバッジ作りでもそのセンスを遺憾なく発揮し、すばらしい作品を作っていたのがとても印象的でした。