2016年1月22日(金) | by sakai 2015第8回留学生ツアー(京都工芸繊維大)開催しました はコメントを受け付けていません

2016年最初の留学生ツアーは京都工芸繊維大学を綾部に招きました。暖冬でおだやかな1月14日(木)留学生17名(ベトナム6名、中国4名、ドイツ3名、フィンランド2名、韓国2名、フランス、タイそれぞれ1名)、日本人のサポート学生4名が参加してくれました。 今回は木曜日、講義もある日だと言うことでお昼過ぎからの出発になりました。まず、京都縦貫道で天の橋立を目指します。天の橋立ではケーブル乗り場のすぐ隣で、天の橋立名物「黒ちくわ」作り体験をしました。エプロンを着け、竹棒に魚のすり身を上手に巻き付けます。

黒ちくわ作り体験

黒ちくわ作り体験

ほとんどの学生は練り物をよく知らないようで、もちろん初めての体験です。 焼き上がる時間を利用してケーブルで笠松公園に登りました。 少し雨模様で曇っていましたが、雲の合間からお日様も時々顔を出し、光りが海に反射してきれいな橋立を見ることが出来ました。DSC_0898   ヶ-ブルを降り、焼き上がった黒ちくわをほおばりました。焼きたてで香ばしく、市販のちくわとは全く違った大変おいしいちくわでした。

その後、宿泊する綾部やまの家に向かいました。 やまの家ではわいわいいいながら餅つきをして、つきたての餅を堪能しました。夕食後は

つきたてのお餅を丸め、きなこやあんこをつけて頂きました

つきたてのお餅を丸め、きなこやあんこをつけて頂きました

綾部温泉で疲れを癒やしました。 やまの家の談話室、薪ストーブがもえる暖かい部屋で夜遅くまで語らい合いました。今回の留学生は大学院生がほとんどで、専門的な研究のために京都に留学しています。主に建築、デザインなどを学ぶ学生で、専門的な話も交え楽しい時間を過ごすことが出来ました。3時半まで話をしていたという学生も、 翌日は少し早起きして、黒谷和紙で紙漉体験です。今回の留学生は日本語が苦手な学生も多く、サポートの日本人学生も、「平家の落ち武者が」という説明を通訳するのに苦労をしていました。手作り和紙のオリジナルはがきが届くのを楽しみに、綾部小学校に向かいました。 綾部で最も大きな小学校、580人ほどの子供達が学んでいます。まず、5年生の生徒達の歓迎セレモニー、かわいい声で歓迎の歌、なめらかな英語での挨拶、琴の演奏、とてもすばらしかったです。その後、体育館に輪になって座り、百人一首の「坊主めくり」を楽しみました。最後の一枚で坊主を引き、たくさんの札を一気にとられるゲームに留学生達も大はしゃぎでした。

綾部小学校  歓迎セレモニー

綾部小学校 
歓迎セレモニー

二時間目は6年生と4年生のクラスに分かれ、6年生は質問タイム、各国の食べ物、有名な観光地、有名人など様々な質問が飛び交いました。4年生のクラスでは習字を勉強、生徒に教えられてみんなきれいな字を書いていました。

6年生から質問攻め

6年生から質問攻め

FMあやべのインタビューを受ける

FMあやべのインタビューを受ける

小学校訪問の様子をFMあやべのラジオ局が実況中継して放送してくれました。今回のツアーではちくわ作りや橋立観光の様子が読売新聞にも掲載され、留学生たちには思い出深いツアーになったと思います。 それぞれが一人づつ全てのクラスで給食を頂きました。食べながら子供達の積極的な様々な質問に楽しく答えていました。 小学校をあとにして、美山かやぶきの郷に向かいます。 少し肌寒い気候でしたが、ガイドのおじさんに建物の構造やかやぶき屋根のふき方、耐用年数など詳しい質問を浴びせていました。さすがに建築を勉強している学生たちです。 ツアーで体験したことや子供達との交流、北京都のすばらしさを世界中に発信することを約束して京都に帰って行きました。

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