風薫る季節を迎えましたが皆様にはお元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。
さて、今年も北近畿みらい塾を開催します。今年は「共にしましょう村おこし町おこし」をテーマに北近畿で地域の様々なお宝を利用して地域興しに頑張っておられる方々を紹介して行きます。まず、第1回は豊岡市但東町の「たんとうチューリップ祭り」です。今年25回目の開催となるチューリップ祭りはもともと地域の農家がチューリップの球根栽培を行っていたことから始まったそうです。今年は暖かい日が続き、開花時期を予想するのが難しく大変だったようですが、無事4月12日~24日に開催されました。 300種、100万本のチューリップがまさに満開となった4月15日(金)北近畿みらい塾が72名の参加者を迎えて開催されました。 まず、「シルク温泉やまびこ」にて、このイベントに最初から携わり、育ててこられた元但東町長、シルク温泉社長の奥田清喜氏のお話をお聞きしました。
何せ自然を相手のチューリップ栽培です。暖かい年、寒い年、様々な自然の条件が異なるなか、開催日に間に合わせ、最終日まできれいな状態に咲かせるための工夫、10万本のチューリップで作るチューリップアートにまつわるご苦労、まさに、地元の芸術家や行政の方々、地域の住民の人たちの力と知恵の結晶だと感じられました。
暖かく、澄み切った空の下一面のチューリップを堪能しました。地元のお土産、飲み物をいただいて癒やされる時間を過ごしました。
その後、みらい塾は日本・モンゴル民族博物館に移動、草原のくらいの様子やモンゴルの歴史にまつわる資料を展示、一昨年には横綱鶴竜が来館したという博物館です。 相撲の力士がモンゴル出身が多いことでなじみの出てきたモンゴルですが、人々のくらいぶりや歴史などなじみの少ない民族の様子を学ぶことが出来ました。
シルク温泉の割引券をいただき、美肌効果の温泉にゆっくり浸かって身も心も癒やされて、夕刻帰路につきました。