6月22日(木)北近畿みらいの会員総会の同日午後には第3回みらい塾が舞鶴で開催され、一昨年10月ユネスコ世界記憶遺産に登録された多くの貴重な資料が展示されている「舞鶴引揚記念館」を訪れました。新しくリニューアルされ美しくて広い記念館となりました。
四方塾長、舞鶴市から櫻井商工観光次長の挨拶の後、山下美晴舞鶴引揚記念館館長のお話を伺いました。舞鶴港は終戦の年から昭和33年まで、約66万人の抑留者など主にシベリア、旧満州などからの引揚者を迎え入れる港となりました。
山下館長から当時の様々なエピソードや貴重な資料についてのお話を伺いました。山下館長の静かな、淡々とした語り口に大きくうなずきながら聞いている人たちも多くいました。その後多くの貴重な資料の展示を見せていただきました。戦後72年、改めて平和のありがたさと、多くの犠牲になった人たちに思いをはせる時間となりました。
次に、車で10分、舞鶴自然文化園に移動、今を盛りと咲き誇る10万本のアジサイを見ました。
宮下園長のお話を聞き、ピアノ演奏を披露していただいた後、「一目10万本」と言われるアジサイの花を見せていただきました。今年は咲く時期がやや遅く、満開とまではいかないようですが、さすがに日本有数のアジサイ園です。色とりどりの花が視界全体に、隙間なく咲いている様子は圧巻の景色です。
今回も約70名の参加者で、にぎやかなみらい塾となりました。ありがとうございました。