7月22日(土)今回のみらい塾は嗜好を変えて、暑い夏の一日、旬を迎えた日本一のアユ料理をいただきました。アユの塩焼きは時々頂く季節の楽しみですが、アユ料理のフルコース、あまりいただく機会がありません。私たちの故郷は由良川の清流に恵まれ、良いアユが取れることは知られおり、和知の「角屋」は知る人ぞ知るアユ料理の老舗、北大路魯山人が「日本一」のお墨付きを与えたという名店です。みらい塾もたまにはこんな企画もいいんじゃないか、ということで企画しました。予想に反し多くの方々の参加申込をいただき、やむを得ず2組に分けていただくこととなりました。A班は11:30-13:00、B班は13:00-14:30に食べて頂きます。角屋ご主人の野間さんのお話を聞きながらおいしく目にも美しいアユのフルコースを堪能しました。
四方塾長、京丹波町山森課長のあいさつの後、アユ料理の数々が出てまいりました。
あらいも塩焼きもさすが、かつて食べたことのないおいしさでした。料理のしかた、アユの生態などのお話に加え、北大路魯山人に乞われ、2-3人がアユの桶につききりで酸素供給のため柄杓で水をすくっては落とし、すくっては落としをやりながら汽車で一晩以上かけて東京の料亭まで送った話など大変面白く奥の深いお話をたくさんしていただきました。
今回は参加費も特別料金で、参加者が何人来ていただけるか少々心配でしたが、うれしい悲鳴を上げるほどの参加をいただき、こんな企画もたまにはいいなと思えるみらい塾でした。
その後、和知の伝統芸能「文七踊り」を鑑賞していただきました。 B班でアユを食べて頂いた方々には伝統芸能尾が食事時間と重なり鑑賞していただくことが出来ませんでした。申し訳ありませんでした。