美山町は京都府内の町村で一番大きい面積を持ち、ブナ、ナラなどの広葉樹林とスギの針葉樹林が面積の95%を占める山間の町である。三国岳、頭巾山、長老山など、8~900メ-トル級の連山に囲まれ、その山あいを縫うように、由良川の [ 続きを読む ]
3月, 2011 の記事一覧
その年の祭りではじめて叩いた和太鼓が地域興しになるとは、そのとき思いもしなかった。 山本巌さんが舞鶴市字吉野地区に引っ越したのは、1981年のことである。子どもの頃から太鼓を叩くのが夢だった山本さんだが、その年は、偶然に [ 続きを読む ]
「西宮から丹波に移住してまる6年になりますが、まさかこんな活動をすることになるとは思ってもみなかった」 株式会社田舎元気本舗の村長(代表取締役)こと平野智照さんは、そう言って苦笑した。「そもそも晴耕雨読の田舎暮らしを求め [ 続きを読む ]
梶山季之の経済小説『赤いダイヤ』(1962年、集英社)に、こんな一節がある。 「日本で小豆の生産地といえば、北海道であった。だいたい北海道で、全国総生産額の四割~五割を生産している。しかも本州産小豆と比べると、品質もよか [ 続きを読む ]
今や大学は、単なる高等教育機関ではない。産学連携や、産官学民協働など、その知と資源を社会や地域に開き、市民や住民、企業との協働連携を通じて、社会的イノベーションへの貢献が求められる時代となった。地域づくりに関連して、その [ 続きを読む ]